スマホ採寸の仕組みと、精度の考え方

Glow Mirrorの体型計測は、身長と正面・側面画像からサイズを推定します。写真から得た横幅と厚みを、楕円の直径として計算する方法です。

身長を基準に、写真上の長さをcmへ

それぞれの画像の頭頂から足裏までを入力身長に対応させ、測定線の長さを換算します。正面と側面の縮尺を別々に扱うため、人物が写る大きさが違っていても換算できます。

横幅 = 身長 × 正面の測定線の長さ ÷ 正面の頭頂〜足裏の長さ
厚み = 身長 × 側面の測定線の長さ ÷ 側面の頭頂〜足裏の長さ

長さは画像上の同じ単位で比較します。頭頂・足裏の位置がずれれば、すべての部位の縮尺に影響します。例えば身長を160cmから161cmへ変えるだけで、同じ測定線の長さは約0.63%増えます。これは計算上の関係で、実測精度の数値ではありません。

横幅と厚みから、周囲長を楕円で近似

横幅をW、厚みをDとし、半径a=W/2、b=D/2として次の近似式を使います。

周囲長 ≈ π × [3(a + b) − √((3a + b)(a + 3b))]

計算例:横幅34cm・厚み26cmなら、推定周囲長は約94.7cmです。架空の寸法による例で、人物を測定した実証結果ではありません。

人体の断面は正確な楕円ではありません。肩甲骨、胸、お腹などの形を十分に表せないことがあり、横幅と厚みが同じでも実際の周囲長は異なり得ます。

自動の測定線は、確認できる候補として表示

人物の輪郭と肩・腰などの位置を参考に、胸囲・へその高さの腹囲・ヒップの測定線を置きます。頭頂、へそ、バストの測定位置が専用の特徴点として直接得られるわけではありません。

体から離れている腕は胴体の幅に含めません。腕が胴体の端を隠す場合は、その内側の輪郭を確実に復元できないため、線の修正や撮り直しを案内します。正面の線を動かしても側面の高さは変わらず、それぞれ調整できます。

追加のバスト計測では、側面のふくらみとその下の輪郭からトップ・アンダーの位置を探します。推定カップは両者の差を日本向けのカップ目安表に当てはめた参考値です。輪郭が読めない場合はカップを確定しません。

動画やカメラは、計測に使える場面を選ぶ

一周する映像から向き・姿勢・明るさ・輪郭の安定を確認し、正面と側面の代表画像を採用します。経過時間だけで向きを決める方法ではありません。採用後の計算方法は写真モードと共通です。

画面内の全身、足先、胴体の輪郭などを確認します。膝の検出は必須ではありませんが、確認できた膝が大きく曲がっている場面は採用を避けます。必要な向きがそろわない場合は、足りない場面を案内します。

何が結果に影響する?

服選びの参考にする場合も、購入先が指定する位置での採寸や試着を優先してください。健診の測定、精密なオーダー採寸、体脂肪率や骨の形の判定を行う機能ではありません。

現在の検証状況

確認すること現在の状態
計算と不正入力縮尺・楕円計算・未検出時の扱いを自動テストで確認しています。
操作と表示デスクトップChromeで、画像解析・線の調整・動画の進行と結果表示を確認しています。合成入力による検証も含みます。
メジャーとの実測比較誤差を示せる比較結果は未公開です。平均誤差や「±○cm」の保証は提示していません。
端末と再現性すべての端末・ブラウザでの動作と、撮り直した際の寸法の再現性は未検証です。

自動テストの成功は、人体での採寸精度を証明するものではありません。実測比較を公開する際は、人数・測定部位・服装・カメラ位置・反復回数と、採用できなかった条件を明記します。1人分の結果を全利用者の精度には一般化しません。

更新履歴

2026年9月25日:写真・動画・カメラの計測方法、追加のバスト推定、現在の検証範囲をこのページに整理しました。

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